2009年12月14日

ルロワスタイル



今まで偉大なルロワのワインを飲んできました。家のセラ−には,1936年のシャンぺルタン以降の偉大な年のワインは、ほとんどあり試飲も数多くしてきました。最高の保管状態で保管してきました。その思い出について、少し書きましよう。1949年のミュウジニ−については、この間記載したので今日は、別のことを書きましょう。1940年代の当たり年といえば、45*47*49です。この3つの中で、保管状態よければ最高なのは、45年です。そのつぎが49年で47年があとになります。しかしなかなかいい状態の45年物は、手に入りません。不思議と試飲する度に、感動するより落胆することのほうがおおい。むしろ、49年の方が感動することの方が多い。この関係は、シュブラル*ブランの47年と49年の関係ににている。一般に47年のシュブラル*ブランがうえといわれるが、実際試飲してみると、49年のほうがいい場合の方が多いのです。ルロワも同様で49年の方がうまいことの方が多い。シャンぺルタンも同様で男性的で力強いスタイルにふさわしいのは、49年のほうです。50年代では、59年がもっとも偉大で53*55年が続きます。個人的には、59年が戦後最高ではないかと思っています。ルロワのシャンペルタンは、最高です。これを上回るのは、一部のワインのみです。60年代では、62*66*69偉大な年だが、このなかでは、69年が感動ものです。69年のシャンぺルタンで何度感動もらったことか。男性的で力強く、レンブラントの絵画のごとくです。70年代では、71*72*76*78*79がいい。78年安定しているが、案外いけるのが72年です。心地よい酸味が印象的です。80年代では、83*85*88です。その中で傑作は85年です。オスピス*ド*ボ−ヌのマジ*シャンペルタンは極上ものです。90年代では、90*93*96*97*98*99でしょうか。最高は、おそらく90年だと思います。ルロワは、長熟スタイルですので、はっきりしたことは、もう少し時間がかかると思います。2000年代では、02*05でしょう。ハズレ年でもそれなりに楽しめるのがルロワのワインスタイルなので、あまり深く考える必要はありませんが、飲むタイミングをはずさないことです。ポイントは極論すれば、果実味*酸*タンニンのバランスにあります。いい状態のうちに飲みましょう。酸化しては意味がありません。
posted by かおる at 19:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ルロワ*ワインスタイル



マダム*ルロワほど、総合的にみて偉大な生産者は、ほかにはいないだろう。確かに、どれかに特化すれば彼女の作るワインに匹敵するつくり手はいる。例えば、DRCは確かに偉大な生産者だ。しかしそれは、ヴォオ-ヌ*ロマネ村に限っての話であって、ブル−ゴ−二ュ全体に及ばない。彼女は、ブル-ゴ−ニュの各村*各畑ごとに、その差異を明確に識別してテロワ−ルの反映をできる生産者をほかにはいません。神が与えた奇跡的存在です。彼女のワインのすべてが芸術的価値を持つといっても過言ではありません。それを味わうことは人生を味わうことと同じ意味を持ちます。彼女のテ−スティグ能力は、まさに天才 神技。クラシックの世界ならモ−ツアルト的存在である。真のブルゴ−ニュのあるべき姿を提示できる稀有の存在である。彼女のすごさは、偉大な年でなくとも、どんな年でもそれなりに楽しめるあるべき姿を提示できるところにある。安心して飲める生産者のひとり。
posted by かおる at 15:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

伝説の巨匠*米津春日



朝比奈*ヴォントがなくなって、ブルックナ−が死んだといっても過言ではない。確かに今年聴いたブロムシュテットのブルックナ-は名演だった。しかし、両巨匠の残した名演には及ばない。あれほど、伝統美にもとずいた美しいブルックナ-を知らない。クラシツクの世界では、ブルックナ−は死んだままである。しかし、フランス料理の世界では、まだ、ブルックナ−は現存する。 その美しき伝統美を構築する巨匠が存在するのである。米津春日である。日本に残された最後の巨匠のひとりである。マエストロの作り出す料理は、ブルックナ-が作った後期の傑作交響曲7番や8番を聴くのと同じ価値がある。それほど偉大である。これほど伝統的フランス料理のあるべき存在をこだわる料理人を私は知らない。首尾一貫徹底的である。マエストロの料理を味わうことは、朝比奈やヴァントのブルックナ−を聴くのと同意語である。一音一音かみ締めて聴かなければ、ならない。それは、今生きていることの喜びであり感動である。深遠な偉大な芸術作品を味わうのと同じで、真摯に5感を使って味わなければならない貴重な料理ばかりである。毎年マエストロの作る料理を食べれることが生きる喜びのひとつとなって、もう何年になるのだろう。時を超えて存在する超越の時間である。今年も食べれたことに、素直に感動。
posted by かおる at 01:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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