2009年12月14日

伝説の巨匠*米津春日



朝比奈*ヴォントがなくなって、ブルックナ−が死んだといっても過言ではない。確かに今年聴いたブロムシュテットのブルックナ-は名演だった。しかし、両巨匠の残した名演には及ばない。あれほど、伝統美にもとずいた美しいブルックナ-を知らない。クラシツクの世界では、ブルックナ−は死んだままである。しかし、フランス料理の世界では、まだ、ブルックナ−は現存する。 その美しき伝統美を構築する巨匠が存在するのである。米津春日である。日本に残された最後の巨匠のひとりである。マエストロの作り出す料理は、ブルックナ-が作った後期の傑作交響曲7番や8番を聴くのと同じ価値がある。それほど偉大である。これほど伝統的フランス料理のあるべき存在をこだわる料理人を私は知らない。首尾一貫徹底的である。マエストロの料理を味わうことは、朝比奈やヴァントのブルックナ−を聴くのと同意語である。一音一音かみ締めて聴かなければ、ならない。それは、今生きていることの喜びであり感動である。深遠な偉大な芸術作品を味わうのと同じで、真摯に5感を使って味わなければならない貴重な料理ばかりである。毎年マエストロの作る料理を食べれることが生きる喜びのひとつとなって、もう何年になるのだろう。時を超えて存在する超越の時間である。今年も食べれたことに、素直に感動。
posted by かおる at 01:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。